nobinobiの術

心も体もノビノビしたがっているよ。

成長と自由を手に入れるためには、”間”が必要。

ずいぶん前の話しですが、ジジババと、海外で離れて暮らす3人の小学生の孫たちの初旅行のこと。

 

孫たちとの旅行を楽しみにしていたおじーちゃんは、あそこへ連れて行こう、あれを食べさせてやろう、あれこれ念入りに計画を立てていたのだと思います。

 

一泊二日の旅行から帰ってきた子供たちに「どうだった?楽しかった?」と聞くと「まあまあ」と気の無い返事。

 

よくよく聞くと、もともと短気なおじーちゃんが旅行中にキレちゃったらしい。

 

「旅館で朝ごはんを食べに食堂に行ったら、まだ開いてなかったの。旅館の人が遅れてきて来て”すみません、お待たせしました”って言ったんだけど、おじーちゃん、もうカンカンでさー。」

 

「そうそう、”もう10分も待ってるんだぞ。どうしてくれるんだ。”って怒ってたよねー。」

 

「旅館の人、何度も何度もすみませんって言ってるのに、おじーちゃんさ”僕だってこんなに怒りたくないんだぞ” って言ってめっちゃ怒るんだよ。

怒りたくなければ、

怒らなきゃいいじゃんねー。」

 

子供ってすごいなーと、その時思いました。

 

怒りたくなければ、怒らなければいい。正論ですよね。どんな理由があろうと、自分が怒りたくないと思っているなら、怒らない。ただそれだけです。

 

人のせいで怒っているんではなく、
本当は自分が怒りたくて、怒っているんです。

 

こんなシンプルなことを、大人は忘れがちじゃない?

 

食堂が時間どおりに開かなかった、というのはただの刺激。
それにどう反応するかは自分が決めることです。

 

アメリカ人だと、こういう時はジョークを言ったりする傾向にありますよね。

ジャマイカ人だったら、時間どおりに開かなかったことに気づかない可能性あり。

(お、おぬし、それは人種差別っちゃう? ←nobinobiくんのささやき)

おばーちゃんや子供達のように、気にしない人たちもいます。

怒るというのは、ひとつの選択ではあるけれど、怒って当たり前というわけじゃない。

 

 

Between stimulus and response, there is a space. In that space lies our freedom and power to choose our response. In our response lies our growth and freedom.

Viktor Frankl (1905 - 1997)

刺激と反応の間には、「間」がある。その「間」の中でどう反応するかを選択する。私たちの成長と自由は、自分が選ぶ反応にかかっている。

オーストリアの心理学者、ビクトール・フランクルの言葉です。

 

アレクサンダーテクニックのレッスンでも、ここで言う「間」をもつトレーニングをします。習慣の中で動くと「間」はありません。「間」がないと成長と自由を手に入れることができないのです。とさっ。

 

***** 

5月下旬、10日ほどですが日本に行きます。
プライベートレッスンを取りたい方、
nobinobiの術を知りたい方、一度ご連絡ください。
メール:info@itsukojmasuda.com

 

 

それと、ちょっと宣伝させてくださいね。

 

5月28日(土)は泉岳寺STOCKで2時間のワークショップを行います。
その後のランチもご一緒できます。ぜひぜひ、いらしてください❤️
詳細、お申し込みはこちら↓↓↓↓↓↓

brisa-plus.com

 

 

 

 

今日も読んでくれてありがとう!

 

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