「うわ〜楽しい、歩くのが楽しくなってきた。」by ユヤマ
日本でのワークショップ、プライベートレッスン。いろいろな方との出会いがあり、印象深い方たちが何人かいましたが、中でも強烈だったのは、著述家で、最近富にメディアでも引っ張りだこの湯山玲子氏。
実は、彼女とは大学時代、バンドを組んでいたことがあり、よく知った仲ではあるのだけれど、今回の短い間での集中レッスンで、彼女の好奇心や向上心…というか欲深さ(笑)は群をぬいていて、さらに観察力と感覚力の鋭さは桁違いで、今さらながら彼女の凄さを思い知りました。
レッスンでは、立ったり座ったりといった動きを通して、自分を観察しながら、体全体の使い方を学んでいくんだけど、普通は最初なにをしているのかわからないもんなんです。そして嫌になっちゃう人も多い。
なのに、
「おーーーーー。軽いっ、楽だわ〜」
と、普通5〜10回目のレッスンで気付いていくことが1回目のレッスンでわかってしまった。恐るべしユヤマ!
歩きのレッスンの時も
「うわ〜楽しい、歩くのが楽しくなってきたな」
と、どんどん歩いちゃう。いつもは、歩くのが苦痛で仕方がなかったそうで。それがまるでルンルン♫ な感じ。
本読みのレッスンをしたら
「言葉がしっかり意味を持ち始めた」と。
「アレクサンダーテクニックは必要のない力を入れないことで、よりエネルギッシュで、より効果的に効率的に自分を使うことができるようになるものなんだよ。」
と最初スカイプで話した時は、正直???だったと思う。
「私はリラックスしたいわけじゃないんですよ」
「いや、リラクゼーションじゃないの、体や心の緊張から自分を解放することなの」
という会話の出発点は、普通の人と同じだったのに、なにが違うのか。
月並みですが、やっぱり「柔軟であること」かなあ。バイヤスをかけない。
「日常生活でも、体に意識を持ってなるべく過ごしてくださいね」
と言うと、大概の人は
「ずっと考えていたら疲れちゃいそうですね」と答える。答えなくてもそう思っている。つまり、自分の習慣を手放したくないって気持ちがまだどこかにあるんですよ。
が、ユヤマは
「私、ずっと考えてるんだよね〜体の使い方」と。
あれだけのテレビやラジオ番組をこなし、書きモノもし、大学で教え、リサーチや取材に国内外を飛び回る彼女が”ずっと考えている”って、すごくないですか?
「いつもは2日間缶詰で書きモノをしていたら、肩がパンパンに張って、鍼に行かないとどうにもならない」と言っていたのに、レッスンを受けた後「多少は肩が凝ったけれど、鍼に行くほどではなかった」との報告をもらいました。効果テキメンじゃん。
こんなにパンパン反応してくれると、まるで自分が魔法使いにでもなったような気分でしたよ。
今まで以上にユヤマがエネルギッシュに活躍することは間違いないでしょう。その姿がカリフォルニアから見れないのが残念無念。
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前回はごく近しい人にしかプライベートレッスンのお知らせをしませんでしたが、11月の日本でのワークでは、数は限られますが、一般にも募集します。また近くなったらお知らせしますね〜。
今日も読んでくれてありがとう!サンキュッ!
感謝です🙏